香水アレルギー原因対策

息苦しさ・めまいがする?!その症状もしかしたら香水アレルギーかも?

特定の人のところに行ったり、すれ違ったりすると目がかゆくなる、くしゃみや咳がでる、息苦しくなる……。
そんな症状はありませんか? もしかしたら、それは「香水アレルギー」かもしれません!

「今までは大丈夫だったのに、なんで急に?」
大人になってから、突然アレルギーを発症するということもあります。
あまり知られていませんが、世の中には香りによるアレルギーに悩む方がいらっしゃいます。
香水をマナーなくつけてしまうと、自分でその気がなかったとしても「香害」の加害者になるかもしれません。

この記事では、香水アレルギーについて、その原因や症状・対処法について日本フレグランス協会の資格を持ったCelesのプロの香水スタイリストがご紹介します。

 

香水 アレルギー 症状や反応の代表例

香水アレルギー症状

香水アレルギーに代表的な症状や反応をご紹介します。

  •  湿疹
  • 鼻水
  • くしゃみ
  • かゆみ
  • 喉が痛い
  • 頭痛や耳鳴り
  • めまい
  • 吐き気

香水だけでなく、柔軟剤や化粧品、シャンプーなどの香りでも発症する方もいらっしゃいます。
何かの香りをかいだときに上記のような症状・反応が出る場合は、香料へのアレルギーが考えられます。

 

香水アレルギーの原因は「化学物質過敏症」

そもそも、なぜ香りに体が反応してしまうのでしょうか?

 

化学物質過敏症とは?

化学物質過敏症とは、香料に含まれている化学成分が引き起すアレルギー反応です。
特に香水の香料は天然のものではなく、石油から得られた原料を化学反応させて作られた合成香料がほとんどです。
さらに、香料を溶かす溶剤にも化学物質が含まれます。
香水により使われる化学物質は違うため、特定の香りに反応するという場合もあれば、大概の成分に反応してしまって合成香料全般がダメという方もいらっしゃいます。

 

化学物質過敏症のセルフチェックをしてみよう

こちらのページから、化学物質過敏症のセルフチェックができます。
「もしかしたら!?」と思い当たる方は、一度チェックし、該当してしまった場合はアレルギー科のある病院・クリニックをあたってみてください。

また、血液検査やパッチテストでアレルギー検査をすることができます。
お子さんの場合は、まずは小児科にかかり、その後アトピー性皮膚炎なら皮膚科、アレルギー性鼻炎なら耳鼻科というように、症状に合わせて病院を選ぶといいでしょう。

 

今すぐできる香料アレルギー 対策

ここでは、香料アレルギーへの対策方法をご紹介します。

 

マスクをして匂いを避ける

まず一般的なのが、マスクで香料との接触を極力避けることです。

 

原因となる香りに近づかない

原因となる香りに近づかないことが一番です。
ですが、仕事の関係やライフスタイルの都合上、それが難しいという場合もあるでしょう。

 

周りの協力を得る

同僚や上司に相談し、香水をつけたり、香りの持続する柔軟剤を使用したりしないようにしてもらうなど、周囲の協力を仰ぐことも大切です。

 

香水アレルギーだと香水を使えないの?

香水アレルギーと一口にいっても、原因は香料ではない可能性もあります。

  • 体質からアルコールに反応を起こしている
  • 香水自体の品質が劣化している(古くなったり、保存状態が悪かったりなど)
  • あなたの肌に皮膚炎や炎症がある
  • 光アレルギー性光線過敏症(ある成分が紫外線と化学反応を起こしている)

香料が原因の場合は、ほとんどの香水に香料が含まれるため、残念ながら使用は難しいかもしれません。
ただ、香水に含まれる化学物質の種類や量によって反応する・しない場合もあるので、どうしても香水を使用したいのであれば地道に確認していくしかありません。

まずは、できるだけ自然由来の香料を使用した香水や、アルコールの使用量が少ない香水を試されるといいでしょう。

 


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セレスで取り扱い中のアルコール・香料が少ない香水

ネット香水専門店セレスでは800種以上の香水を取り扱っていますが、その中でも香水に敏感な方におすすめしたいブランドが「DAWN Perfume」です。
ロッキー山脈の氷河の湧き水、トウモロコシから採れるコーンエタノールなど、ボタニカル98%の天然香料を主体としています。
製品はすべてアメリカ・コロラド州にあるロボで丁寧にひとつひとつ作られており、そんなこだわりも感じられる香りが特徴的です。

 

Dawn Spencer Hurwitz – Butterfly Nectar
(ドーン スペンサー ハーウィッツ – バタフライ ネクター)

Dawn Spencer Hurwitz – Butterfly Necta

優雅・可憐・女性らしさの全てを兼ねそなえている、フルーティー・フローラルなきれいな香りです。
ライトに香るため、キツイ香りが苦手という方におすすめです。

Dawn Spencer Hurwitz – Butterfly Nectar(ドーン スペンサー ハーウィッツ – バタフライ ネクター)を試してみる >>>

 

・・・

 

Dawn Spencer Hurwitz – Bejmat
(ドーン スペンサー ハーウィッツ – ベジマット)

Dawn Spencer Hurwitz – Bejmat

香りを浄化するというコンセプトで作られた、日本向け香水!
ベルガモットからはじまり、花々とともに浄化力の高いシダーウッドやヒノキ、サンダルウッドの香りが広がり深いリラックスを誘います。
ユニセックスでお使いいただけるフレグランスです。

Dawn Spencer Hurwitz – Bejmat(ドーン スペンサー ハーウィッツ – ベジマット)を試してみる >>>

 

上記のような香水を使用してもアルコールに反応してしまう場合は、アルコールフリーの練り香水を使ってみるのはいかがでしょうか。
香水よりも持続力や香りの強さは落ちますが、比較的安心して使用することができます。

セレスから香水をこよなく愛する皆さまにお願いしたいこと

ネット香水専門店セレスの理念は「香水をもっと身近に取り入れてもらうことによって、日本人のライフスタイルをより豊かにすること」です。
香水をつけることで、気分が明るくなり、仕事効率が上がることだってあります。
それに、良い香りは周りの人をも幸せにできる力を秘めています。

ただ、その一方で、香水アレルギー・香料アレルギーに苦しまれている方がいらっしゃるのも事実です。

 

香水の使用を推奨しているセレスがこんな記事を書くべきではないかもしれません。
ですが、本当の意味で誰もが香りを通して幸せになるためには、香水のマナーについて知ることも重要です。

自分でつけている香りは自分では感じにくいため、自分で香りが感じられる場合は、つけすぎの可能性が高いです。
1プッシュ、多くても2プッシュまでを目安にしてみてください。

香料アレルギーの度合いによっては、香水だけでなく柔軟剤や制汗剤、化粧品、シャンプーの香りなどに反応してしまう方もいます。
相談を受けた場合は快く香水の使用を停止し、その方がいないところで使用するなど、悩んでいる方に配慮をした温かい香水の使い方をよろしくお願いいたします。

香害について、少しでも多くの方に正しく理解してもらえるきっかけになればと思います!


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