多くの現代人は、週に5日も働いています。
中には、毎日のオフィスへの出勤が憂鬱に感じられる方も多いでしょう。
そんな日々を少しでも明るくするため、オフィスに大好きな香水をつけていきたい! と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「でも、スメハラの問題もあるし……非常識に思われたらどうしよう?」
と心配になる気持ちもわかります。
そこでこの記事では、会社やオフィスに香水をつけていきたいと思ったときにぜひ読んでほしい! オフィスに香水をつけていく注意点と、香水スタイリスト直伝!オフィス向きの香水をご紹介します。
周囲の人から悪いイメージを持たれないためにも、ぜひご一読くださいね。
オフィスや会社に香水をつけていくのはあり?
結論からいうと、香水をつけていくのは決して非常識ではありません!
香りによって、第一印象をより良いものにすることだってできます。
ですが場に相応しくない香りや、香りが強すぎるといった場合は、あなたのイメージを落としてしまうだけでなく、周囲への迷惑になりますので注意が必要です。
では、香水を会社につけていく際には、具体的にどんな点に注意をすればいいのでしょうか?
会社に香水をつけていくときの注意点
会社に香水をつけていく際に知っておきたい注意点をご紹介します。
会社のルールで禁止しているケースも
不特定多数との接客が多い職場や、飲食店などでは香水の使用を禁止しているケースがあります。
こんなシーンでは使用は控えましょう
会食や葬儀・お見舞いといったシーンでは、無臭であることが望ましいとされています。
理想の香り加減を理解する
「控えめで、着ている洋服や持っている小物はシンプルで印象が薄いけど、人柄が素晴らしく仕事がデキる先輩がいる」
なんてこと、よくありませんか?
一流の方ほど、香水をつけていても隣に座ると控えめで上品に香らせています。
それには理由があります。
香りや身につけているもので目立ってしまうと、「香りがキツイ○○さん」「派手な人」といった印象が「仕事がデキる」や「人柄」をかき消してしまうのです。
だからこそ、ビジネスシーンでは謙虚すぎるくらいの控えめな香らせ方が理想です。
つける位置を考える
ビジネスシーンでふさわしい香らせ方を叶えるには、体のどの部位に香水をつけるのかがとても大切!
香水は温度の高い部分で香りやすく、顔に近いほどダイレクトに嗅覚を刺激します。
なので、理想の香水をつける箇所は、ウエスト、足首や膝の裏など下半身で太い血管が通っている場所が理想です。
逆にうなじ・手首・耳裏・首元は体温も高く、香りが立ちやすいため避けるべきです。
香水の種類に合わせて適量をつける
香水の種類によって香りの飛びやすさに差があります。
たとえば、柑橘系やシプレ系の香りは飛びやすいですが、ウッディ系やムスク系の重めの香りは長時間持続しやすいです。
また、香りの系統だけでなく香水の種類も考慮してみましょう。
香料がどのくらい配合されているかによって、香りの持ちと強さがかなり変わります。
香りの強さは Eau de Parfum(オードパルファン)>Eau de Toilette(オードトワレ)>Eau de Cologne(オーデコロン) の順で強くなります。
※Eau de Parfum(オードパルファン)より濃厚なParfum(パルファン)もありますが、濃厚すぎて服に付着してシミになる、香りが強すぎてつけにくいなどの理由で一般消費者向けにはあまり販売されていません。
なお、Eau de Parfumは1~2回プッシュ、Eau de Toilette(オードトワレ)が2~3プッシュ、Eau de Cologne(オーデコロン)でしたら3~4回プッシュ程度が適量です。
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男性・女性別! 香水スタイリスト直伝ビジネスシーン向けおすすめ香水
男性編/ビジネスシーンに向く香水の種類とおすすめ香水
男性の場合、デスクワークが多い方であれば爽快感のあるホワイトムスクやシトラス・ハーブ系。
外回りが多い営業職であれば、エネルギッシュな印象を演出できるフゼア系やアクア系の香りも人気です。
Hugo Boss – Selection
(ヒューゴ ボス – セレクション)
クールで若々しいフゼア調の香り。
トラディショナルとモダンを巧妙に表現したヒューゴボス。
シダーウッドとムスクがセクシーさを出し、ベチパーも合わさりグリーンフレッシュな香水です。
普段使いするときはとても爽やかな印象で、ナイトシーンでは魅力を引き出せます。
Hugo Boss – Selection(ヒューゴ ボス – セレクション)を試す→
Tom Ford – Grey Vetiver
(トムフォード – グレイベチバー)
天然のベチバーに、太陽をたっぷり浴びたシトラス、厳選されたスパイスと温かみのあるウッドを巧みにブレンドした香り。
トムフォード香水史において最高傑作のメンズフレグランスに相応しい、まさにグレイスーツに合わせるために作られた香水。
Tom Ford – Grey Vetyver(トムフォード – グレイベチバー)を試す→
Acqua di Parma – Colonia
(アクア ディ パルマ – コロニア)
クラシックモダンなイタリアスタイルの香水。
シチリアの太陽をたっぷりと浴びたレモン、ベルガモット、そしてスイートオレンジ。
やがて、ラベンダー、バーベナ、ダマスクローズのフローラルエッセンスと混じり合い、その黄金のレシピはベースの貴重なベチバー、サンダルウッド、パチュリなどの温かみのあるウッディノートによって完成されます。
コロニアはアクアディパルマの原点であり、往年のスターも愛してやまなかったタイムレスな魅力を持った極上の逸品です。
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女性編/ビジネスシーンに向くおすすめの香水
女性はサボン系・フローラル系香水や、メンズ同様にハーブ系やシトラス系の香りがオフィス使いに人気です。
Paul Smith – Rose
(ポールスミス – ローズ)
爽やかなグリーンティーとローズの透明感、雨上がりのバラ園を散歩しているかのような香り。
花びらには水滴がつき、より一層バラのエレガントな香りを引き立たせます。
また、グリーンティーのほのかなアクセントが、みずみずしさをプラスします。
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Jo Malone – Wood Sage & Sea Salt
(ジョーマローン – ウッド セージ & シーソルト)
シーソルトのミネラル感が知的な印象を与えます。
朝のビーチでゆったりとした時間を過ごしているかのようなやわらかな香り。
海のミネラルやフレッシュなグレープフルーツが混ざり合い、爽やかでありながら甘い夏の記憶を思い出させてくれます。
女性だけでなく男性にもさっぱりと香る香水です。
Jo Malone ― Wood Sage & Sea Salt(ジョーマローン – ウッド セージ & シーソルト)を試す→
Acca Kappa – White Moss EDP
(アッカカッパ – ホワイトモス オードパルファム)
田中みな実さん愛用! 白シャツに合う香り。
爽やかで神秘的な薬効をもつラベンダーと、古くから浄化作用があると知られる、ジンの香り付けとしても有名なジュニパーベリー。
ふたつの地中海の植物から抽出される精油を絶妙に調合することにより生まれました。
トワレバージョンよりほのかに甘い樹木の香りやムスクが、より落ち着きと洗練された大人の魅力を引き立ててくれます。
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ビジネスでは香水のつけ方や種類に気をつけよう!
ビジネスシーンにおける香水は、まさに両刃の剣!
使い方次第で、あなたの印象を格段に良くしてくれることもあれば、不快な印象になることも。
今回ご紹介したつけ方のコツやマナー、おすすめ香水をぜひお役立てください。
ただし、香料アレルギーや香りにとても敏感な方もいらっしゃいます。
そういった方が身近に働かれていたり、「香水は控えてほしい」と言われたりした場合、職場は公共の場ですから潔く使用を控えましょう。
「どうしても香水を!」と言った場合は、アトマイザーにお気に入りの香水を入れて、退勤後に使うというのもおすすめです♪
皆さまの香水ライフがより充実したものになりますように。